会社概要

安全第一に徹し、鉄道車両、設備機械の保守技術力を最大限に活かして事業展開を図り、良い製品の提供と地域と共に発展する企業を目指します。

　当社は、昭和42年5月に国鉄後藤工場の部品運搬等を行う「後藤興業有限会社」として発足しました。その後、鉄道車両やその部品修繕、また設備機械工事や動力プレス検査業務を実施するなど、事業を充実してまいりました。そして平成7年6月には「後藤工業株式会社」として社名変更し、現在はJR西日本の鉄道車両の定期検査・修繕、リニューアルなどの大型工事をはじめ、智頭急行株式会社様、井原鉄道株式会社様など、地方鉄道車両の工事や設備機械にかかる公共工事なども実施させていただいています。
 
　また山陰地区各市町村にあるSL展示車両の修繕工事や、鳥取県南部町にて文化財登録されている法勝寺電車の保存復元工事、とっとり花回廊様のフラワートレインの製作等、鉄道車両ならびに設備機械保守で培った技術力を活かしながら事業を展開し、山陰地域の発展に貢献して参りました。平成28年度には一畑電車様の車両新製工事を行い、鉄道車両の新製から保守に至るまで、ライフサイクルを担う事の出来る企業へと成長を遂げて参りました。令和5年には、鉄道インフラを支えてきた技術を活かし、JR西日本グループでは初となる、地域の生活インフラである下水道事業へ参入しました。今後も、新たな技術へ果敢に挑戦するとともに、着実に事業の充実を図っていく所存です。
 
　ＪＲ西日本ではトワイライトエクスプレス「瑞風」の運行に併せて、山陰エリア一体となった観光振興など「地域共生」の取り組みが進められています。私達は、鉄道車両に係る技術・技能の更なる向上を図り、安全と品質にこだわり、お客様のご要望にお応えし、常に良い車両・設備機械を提供できるように日々研鑽するとともに、企業活動を通じて地域社会に貢献することを目指します。